ハンターの長靴

ハンターの基礎知識

高品質な長靴で有名なハンターですが、ハンター社はイギリス・エジンバラで1856年にノースブリティッシュ・ラバーカンパニーという社名で設立されて以来150年以上の長い歴史を持っています。

 

設立当時、こうした長靴はウェリントンブーツと呼ばれていました。これは英国のウェリントン将軍といわれた「アーサー・ウェルズリー氏」の名前がつけられた膝までの仕様のブーツで、1840年代にはおしゃれな紳士に愛用されていたのですが、1860年代には短靴が台頭して人気が低下気味となりました。

 

これらの材料は革製が一般的だったのですが、アメリカ人起業家のヘンリー・ノリス氏が起死回生を狙ってゴム製のブーツ製造を計画し、そのためスコットランンドに赴き、創業に至ったのです。こうしてハンター・ウェリントンブーツの歴史が始まり、やがて英国王室御用達にもなり、その品質は世界的にも認められるようになったのです。

 

現在でも多くのラインアップを取り揃えていますが、中でも「オリジナル」(ORIGINAL TALL)はハンターブーツのベンチマークとされる製品となっています。これが市場に初めて登場した時には、軽くてニートなフィッティングと、抜群の履き心地によって今までの防水靴の概念を打ち壊してしまった程のインパクトだったようです。

 

今でも憧れのブリティッシュ・ライフの象徴として健在で、更には極めて実用的なアイテムとして根強い人気を誇っています。ベーシックな14色のカラーバリエーションは、同じくカラフルな色を取り揃えたソックス・コレクションとのコーディネイトが楽しめます。

 


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